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駿河湾産桜えびは体長約5cm内外の深海性のえびで殻は薄く透明ですが、殻に分布している赤い色素が桜色に見せていることからその名を呈していると言われています。 又、大きな特徴の一つとしてひげ(触角)が非常に長く、体長の3倍近くあり、基部からほぼ体長の長さのところで強く湾曲しています。 常に大群をなして生活しており、昼間は水深200m~300m程に生息していますが夜間になると表層に浮上しながらプランクトンを捕食するという習性をもっています。 |
以前桜えび漁は通年行われておりましたが、近年の漁獲量減少を受けて今は春漁(3月下旬~6月初旬迄)と秋漁(10月下旬~12月下旬迄)の年2回行われています。 夜になると表層に浮上してくる習性を利用し、漁は夜間のみに行う事から地元では桜えび漁を『夜曳き(よびき)』と呼んでいます。 漁獲方法は桜えび専用の魚群探知機で群れを探し、二艘一組となり反応のあった地点を網で曳く漁法をとっています。 |
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夜に水揚げされた桜えびは、その日の内に各市場(由比、大井川)に運ばれそれぞれに完備されている冷蔵保管庫にて翌朝6時からの入札まで鮮度維持されています。 今では生きているえびも見受けられるようになったほどです。入札は高値落札制度で買参権を持つ加工メーカーが1杯(15kg)あたりの価格をその時の相場状況と桜えびの品質を鑑みて、水揚船ごとに入札していきます。 |
入札を終え落札した桜えびは由井入札場より車で10分という近さにある弊社工場に運びこまれます。 10℃以下の一時保管庫に運び込まれた桜えびは順次、生桜えびの処理ラインに入ります。 生桜えびは甘みがあり、プリッとした食感が特徴です。 弊社では鮮度維持の為の努力は怠らず、機械と人間の力の両方を組み合わせてみなさまに新鮮かつ安全な生桜えびをお届け致します。 |
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